葬儀を終えて

葬儀を終えた後に、できるだけ早く事務の引き継ぎを行います。
会葬者からいただいた供物や香典の控え、会葬者名簿、また弔電や弔辞も受け取り、大切に保管しておきます。また葬儀の際、支払われた金銭関係は領収書と合わせ、立替金があれば精算します。

喪主の挨拶回り

喪主は、葬格委員長や運営責任者をはじめ、弔辞をいただいた方や、葬儀に列席してくれた故人の恩人などへは、葬儀の翌日か翌々日までに、できるだけ、直接お礼にうかがいたいものです。また葬儀で特別にお世話になった人、近所の人、お手伝いをしてくれた人も同様です。
この挨拶回りのときは、手みやげは不要です。心からの感謝を述べればいいでしょう。

各種支払い

病院への支払いがまだ済んでいない場合は、葬儀の翌日か翌々日ぐらいまでには済ませます。また葬儀社への支払いは、普通、葬儀の2〜3日後には請求書がきますので、初七日ぐらいまでに済ませます。
酒屋でビールやジュースを頼むとき、残ったら引き取ってもらうように交渉しておくようにしますが、酒屋、寿司屋など、普通は現金払いの店でも後払いになることがあります。請求書をもらい、できるだけ早く支払います。

葬儀の後片付け

葬儀の準備のために、近所からお借りした備品なども、速やかに返しにうかがいます。また葬儀にあたって家具を移動した場合、葬儀の前はお手伝いの方が沢山いますが、終了後は手が足りなくなることがあります。なかなかお願いしづらいものですが、早めにお願いしておきましょう。