自宅で病気療養中、容態が急変した場合は、早急にかかりつけの主治医に連絡し、指示を仰ぎます。健康な人が突然倒れたときは、救急車で病院に運んでもらいますが、病院に運ばれる途中や、病院に着いてから死亡した場合は、死因に疑問が残らなければ、病気による自然死と同じ扱いになります。
病気で療養中であっても、家人が気がつかないときに亡くなる場合もあります。こういう場合は遺体に手を触れずに、主治医に連絡します。かかりつけの医師がいない場合は、最寄りの警察署に連絡しましょう。
また原因不明で急死したときも、―10番で、直接最寄りの警察に連絡すれば、警察の指定医が来てくれます。いずれの場合も、医師が来て遺体の検死を行い、死亡診断書を書くまでは遺体に触れたり動かすことはできません。
もし検死を受けても死因が不明のときは、変死として警察医立ち会いのもとで行政解剖が行われることもあります。